子どもの保育園の入園説明会に行ってきたから、これから買い物に行ってくるよ。でも、どんなものが良いのかな。
保育園から用意して欲しいものリストの中にあるもので、特に購入の際に気を付けて欲しいことがあるよ。
ぺっこぽんこの、ぽんこです。
今回は、保育士がおすすめしない保育園準備品3選をお伝えします。
それは以下の通り。
シリコンエプロン
サイズの合っていないカバンやリュック
サイズの合っていない衣服
では詳しく説明していきます。
シリコンエプロン
シリコン製のエプロンは
・耐久性が高い
・防水性がある
・汚れが落ちやすい
・拘禁、防臭効果がある
などのメリットがありますが、意外に使い勝手が悪いのです。
- 首元が窮屈
シリコン製エプロンは、首元にフィットするように設計されています。しかし、子どもによっては、首元が窮屈に感じる場合があり、つけたがるのを嫌がる子もいます。 - ポケットが大きい
ポケットが大きすぎて、汁物の食器を自分で持ち上げた際に引っかかってこぼしてしまうことが多いです。 - 胸の近くに食器を置けない
エプロンを使用する子はまだスプーンの使い方も上手ではありません。硬いポケットが邪魔をして、胸の近くに食器を置けないのでスプーンで掬ったものを口に運ぶまでにこぼしてしまいます。
また、袖付きのエプロンは夏は熱がこもったり汗ばんでしまうので、あまりおすすめしません。
乳幼児に合ったエプロンを選ぶ際のポイント
生地が厚めで、防水がしっかりしたもの
首の周りが周りがきつ過ぎずゆる過ぎずちょうど良いもの
カビやすいので、安価でこまめに買い替えができるもの
サイズの合っていないカバンやリュック
登園用のカバンやリュックといっても、大きさはさまざまですよね。
保育園では年齢に合わせて、自分のことは自分でします。その際にサイズが合っていないと、幾つかの不具合があります。
小さいサイズだと…
- 荷物を自分で出す際に取り出しにくい
- 家庭からのおしぼりやエプロン、連絡ノートの他に、保育園で汚れた着替えも入れる際に入り切らなくなってしまうことがある
- 荷物を入れる際に、苦戦したり時間が掛かって遊ぶ時間に出遅れる
大きいサイズだと…
- 動きにくい
- 引っかかったり転んで、怪我につながる
- 肩からベルトが落ちるなど、背負いにくく体への負担が大きい
- 大きい分、重くなる
乳幼児に合ったリュックやカバンの選び方
子どもの体にフィットし、身長に合ったもの
軽い素材で、子どもの体に負担がかかりにくいもの
必要なものがすべて入るもの
胸元で留められるベルト付きで、ずり落ちにくいもの
サイズの合っていない衣服
サイズの合っていない衣服はデメリットしかありません。
来年も着られるから、と実際私も娘が小さい時に少し大きめの衣服を買ったことがありましたが、ちょうど良いサイズに時には毛玉ができたり傷みが見えてすぐに買うのをやめました。
他にも以下のようなデメリットがあります。
小さすぎると…
- 自分で服を脱げない
- 動きにくい
- 背中やお腹が出やすい
- 締め付けられて不快感を感じる
大きすぎると…
- 動きにくい
- 引っかかったり転びやすい
- だらしなく見える
- 体温が逃げやすい
乳幼児に合った衣服の選び方
体の大きさに合ったもの
肌触りの良い素材
動きやすい
体温調節しやすい
自分で着脱しやすい
ボタンや紐など、子供が口に入れてしまうようなものは避ける
また、冬の時期は裏起毛の衣服が売られていますが、これもお勧めしません。汗をかいても吸収されずに体が冷えて逆に風邪をひきやすくなります。
おわりに
子どもが使いやすい身の回りのものを用意することで、自立心が育ったり、達成感を味わえたり、意欲が育ちます。
以下のことに気をつけて、保育園や幼稚園のものを揃えていただけると嬉しいです。
シリコンエプロン
サイズの合っていないカバンやリュック
サイズの合っていない衣服
また、以下の記事では『現役保育士が保護者にお願いしたい3つのこと』についてお話ししていますので、こちらの記事も併せて読んでみてください。
『現役保育士がやって良かった育児5選』も紹介しています。
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